
セミナーや勉強会などを運営する際に、地味だけど意外と時間がかかるのが「配布資料の準備」。
「これっていつ印刷すればいいの?」「オンラインの時はどう渡す?」など、運営側ならではの悩みもありますよね。
今回は、現場目線で「配布資料まわりのあれこれ」をまるっと解説!
準備~印刷~配布方法まで、リアルでもオンラインでも活かせる内容をまとめました◎
データ作成、いつまでに終わらせる?
まずは“配布資料そのもの”の準備から。
理想は開催の1週間前までにデータ完成!
理由は講師や運営の都合などの修正に備えるためです。
たとえば、講師の方から「ここ表現変えてもらえますか?」とか、「最新データに差し替えたい」といった依頼が、ギリギリで入ることも多々…。
印刷後だと対応が難しいので、1週間前に一度「確認用データ」として共有できると安心です◎
印刷はいつがベスト?
次に悩むのが印刷タイミング。
おすすめは開催の3〜5日前。
印刷トラブルや紙切れ、インク切れなどにも対応できますし、印刷後のセットアップ(ファイリングや袋詰め)にも余裕ができます。
事前に準備する項目が多く、前日設営がある場合は開催の5日前、
小規模のセミナーの開催や準備が少ない場合は3日前で基本的に問題はありません。
ただし外注印刷の場合は、納品まで2~5営業日ほどかかることもあるので、1週間前までに注文するのがベスト!
どれくらい刷っておく?
参加人数+2~3部が基本。
急な追加参加者や、資料を忘れた人用、講師・運営スタッフの予備などを考慮しておくと安心です。
たとえば20名参加予定なら、25部ほど用意しておくと◎
端数をキリのいい数にしておくと、受付で数を把握しやすいです。
配布方法はどうする?
配布方法で、必要な準備もちょっと変わります。
1.受付で手渡し
一番スタンダードな方法。
・配布ミスが少ない
・資料の追加説明がしやすい
というメリットがあります。
この場合は、資料ごとにクリップ留めしておくと扱いやすくなります。
2.席に置いておく
受付での混雑を避けたい場合や、すぐに資料を見てもらいたいときにおすすめ。
ただし、部屋の配置を事前に把握しておく必要あり◎
→ 袋詰め or ホチキス留めをしておくとバラけずに便利です。
3.ファイルにまとめる
しっかりした印象を与えたい、資料が多い、再利用してもらいたい…などのときに便利!
A4クリアファイルや、背表紙付きファイル、リングタイプなど使い分けも可能。
ファイル代は少しかかりますが、「準備感」が伝わるので満足度も高めです。
クリップ or ホチキス or ファイル?どう使い分ける?
資料の量や内容、シーンによって使い分けると◎です。
状況 | おすすめの綴じ方 |
---|---|
1~2枚 | そのまま/クリップ留め(簡単さ優先) |
3~5枚前後 | ホチキス留め(見やすさ重視) |
5枚以上 or 複数テーマの資料 | ファイル(丁寧さ・整理しやすさ重視) |
オンライン開催時はどう配布する?
ここ数年で、オンラインセミナーやハイブリッド型も増えていますよね。
その場合、資料の「データ配布」が基本になります。
1.配布タイミング
・前日 or 当日午前中 にメールで送付
・申込完了後の自動返信メールに添付
・事前にダウンロードURLを案内
など、参加者に負担がかからない形がベスト。
2.送付形式
・PDFが最も一般的(印刷にも対応しやすい)
・複数資料がある場合はZipにまとめる or Googleドライブ等にアップ
▶︎ ZIPファイルを使う場合は、スマホで開けない方がいることも考えて、シンプルなPDF1本送付がおすすめです!
オンライン特有の注意点
・ファイル名をわかりやすく(例:「0501_○○セミナー資料.pdf」)
・資料の見え方(画面共有)を事前にチェック
・パスワード付きで配布する場合は、別メールで通知を
また、ZoomやGoogle Meetで資料を画面共有する際は、「ページ送り用に自分でも紙で持っておきたい」という講師も多いので、紙+データ両方の準備をしておくと安心です。
まとめ:配布資料の準備、ここを押さえよう!
✅ データは1週間前に完成が理想
✅ 印刷は3~5日前がベスト(外注は1週間前)
✅ 配布方法によってクリップ・ファイルなどを選ぶ
✅ オンラインではPDF配布が基本、タイミングと形式に注意!
準備は細かいけれど、講師や参加者にとっては「運営の信頼度」が見えるポイント。
ちょっとした一手間が、当日運営の余裕につながります◎
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